診療案内

めまい

めまいにはさまざまな原因があり、そのひとつに耳の不調があげられます。耳には聞こえの機能だけではなく、平衡感覚をつかさどる器官があります。そのため耳が原因のめまいの場合には、耳鳴りや耳の閉塞感、難聴感を伴うことがあります。また、意識がはっきりしていて目がぐるぐる回る「回転性のめまい」を訴える方が多いのが特徴です。

検査では、聴力検査のほか、身体の揺れを調べる重心動揺検査、眼振を診る赤外線フレンツェルメガネなどを使って、原因を探していきます。

副鼻腔炎

副鼻腔とは、鼻のまわりにある粘膜に覆われた空洞のことで、副鼻腔炎はこのどこかが炎症を起こす状態です。目の間やほっぺた、おでこの下あたりに痛みが出たり、発熱したり、強い症状が出ます。副鼻腔は鼻とつながっており、風邪は治ったのに鼻水の症状が治まらない場合には、副鼻腔炎を起こしている可能性があります。必要に応じて内視鏡やレントゲンで確認しながら、お薬で治療をします。投薬治療でなかなか治らない場合、ポリープや腫瘍の疑いも考えられるため、CTで詳しく検査をおこないます。

扁桃炎

扁桃は下の付け根の両側にあり、扁桃炎になると赤く腫れあがり、白い膜のようなものがつくこともあります。迅速検査キットを使って扁桃が腫れている原因を突き止め、お薬での治療をおこないます。ウイルス性の場合には抗生剤は使用しませんが、溶連菌などの細菌感染が原因の場合は抗生剤が必要になります。

CT

単純レントゲンでは分かりにくい骨破壊を伴う副鼻腔腫瘍や鼻骨骨折などの診断に用います。
X線を照射してコンピュータで処理し、身体の内部を画像化する検査です。
小さな病変も検査可能で、立体画像を作成することで病変部位を分かりやすく見ることができます。

ティンパノメトリー

小さなお子さんがなりやすい滲出性中耳炎(鼓膜の奥に液がたまる中耳炎)などの診断に用います。
検査は痛みもなくすぐに終わります。

重心動揺検査

めまい、ふらつきの原因を調べる検査です。
検査は簡単で、台の上で直立して目を開けた時と閉じた時の身体の揺れを機械で計測し、診断します。

赤外線フレンツェル

めまいの診察には、眼振という眼球の動きを観察します。
赤外線フレンツェルというメガネで眼球の動きを細かく把握することにより、めまいの診断ができます。

超音波ネブライザー

アレルギー性鼻炎、副鼻腔炎、咽喉頭炎の治療に使います。
超音波振動によって液を霧状にし、ファンの風にのせて噴霧します。
当院ではオレンジやレモンなど日替わりでにおいをつけ、お子さんでも吸入しやすくしています。

聴力検査

難聴の診断やどのくらい聞えているかを測定します。

耳小骨筋反射

顔面神経麻痺の部位診断に用います。
外傷によって耳小骨がはずれて音が伝わらない難聴や、耳小骨が固まっておこる難聴の診断にも有用です。